八ヶ岳前衛 八方台 (1858.1m) 2011年6月25日

所要時間 6:50 林道ゲート−−7:06 黒百合平分岐−−7:19 八方台−−7:26 黒百合平分岐−−7:27 1790m肩−−7:43 林道ゲート

概要
 唐沢鉱泉へ至る車道の標高1780m付近から始まる林道経由で尾根に出て、黒百合平方面へ続く登山道を辿り、途中から濡れた笹に突っ込んでシラビソに囲まれた三角点に立つ。エアリアマップや現地では三角点南西の1790m肩(峰)を八方台としている。そちらの八方台は好展望地


 八ヶ岳の2000m峰は全部登ってしまい山腹の山もほとんど登っているが、1800m台の高い場所に山名事典記載の未踏峰があることに気付いた。八方台である。渋の湯と唐沢鉱泉に挟まれた尾根上にあり、その尾根を登ると黒百合平に至る。地形図では近くに破線が書いてあるが実在するかは不明だ。まあ、八ヶ岳でこの標高なら酷い笹はないだろうから、道が無くても問題ないだろう。渋の湯側と唐沢鉱泉側どちらからも破線があるが、標高的には唐沢鉱泉側がお得だ。

 今週は天候が悪く台風が沖縄から北上中であり、梅雨前線の活動が活発化することが予想された。今週は大雨で上高地が孤立したりと、北陸から長野で大雨が降っており、あまり北に行くと酷い目に遭いそうで、その意味でも八ヶ岳辺りはいいだろう。それでも予報は曇りのち雨であり、山だともっと早い時間に雨が降り始めるかもしれない。まあ、距離が短いので雨でもいいか。

標高1780mの林道入口 林道入口反対側の駐車スペース

 先週で高速の土日祝日\1000割引が終了し、今週からは時間割引のみが継続される。まあ、八ヶ岳は近場なので東京から通勤割引の効く限度の韮崎から下道を走っても構わない。これなら\1000割引と変わらない金額だ。諏訪市街から八ヶ岳を目指して上がっていくと別荘地に入るが、これがまた道が複雑でルートを乗り換えるのに苦労した。ようやく唐沢鉱泉の道に入り、別荘地が終わってダート道を上がる。右に夏草峠への道を分けてなおも直進、地形図で道の曲がり具合から現在位置を特定し、そろそろ破線入口があると思われる個所でスピードを落として走行すると、意外にも左手にゲートがかかった林道が分岐、案内標識があり八方台の文字があった。地形図の破線は林道なのであった。これで八方台まで道があることが確定、ただし標識が示す八方台と山名事典の示す八方台の位置が同一とは限らず、最後は籔に突入する可能性もある。道路の反対側に車数台が止められるスペースがあり、そこに車を置いた。

林道を行く 雲の下に下界
黒百合平方面分岐 案内標識

 朝方は雨が降ったり止んだりだったが止む時間が長くなってきて、7時前に出発。ゴアと傘も忘れない。最初は林道歩きなので濡れた草木が体に触れることもなく快適だ。昨日の下界は暑くてかなわなかったが、この標高でガスの中は涼しく快適だ。緩やかに上がって広場に到着、広いので尾根上に出たのかイマイチはっきりしないが、分岐があって上に向かう道には「黒百合平」の文字があったので尾根上に違いない。現地の標識ではこの上の三角点ではなく、左手の高まりをして八方台の標識があった。帰りに寄ってみることにして、まずは山名事典の八方台目指す。

明瞭な登山道が続く 登山道を離れ低い笹藪突入

 登山道はしっかりと刈り払われて雨に濡れた笹が体に触れることはない。今でも使われているようだ。GPSを見ながらしばしこのまま登山道を登る。八方台は明確なピークではなく、稜線の真上を通らず北側を巻いた登山道を歩いていると通過してしまうだろうから、こんな場合はGPSが役立つ。GPSの表示で山頂が真南に来たところ(残り100m弱)で低い笹籔が薄い個所を選んで登山道を外れて尾根上に向かう。雨に濡れた腰ほどの笹の中を歩くためゴアのズボンを履いた。

尾根上に出る。ほぼ八方台山頂 山名事典の八方台山頂

 短距離で笹藪を抜けて尾根上に出るとシラビソ樹林となって鹿道が登場する。緩斜面で三角点がどこにあるのか探すのは難しく、これまたGPSのお世話になる。西に戻って僅かに下ると三角点発見。ガスってシラビソ樹林で視界無し。でも目印がぶら下がっているのでたまに訪問者がいるらしい。再び笹藪を突っ切って登山道に出た。

エアリアマップの八方台に登る エアリアマップの八方台
エアリアマップの八方台から茅野方面 ゲートに戻る

 林道に戻って道路反対側のエアリアマップの八方台に向かう。こちらは展望が開けてその名にふさわしい場所だが、今は山々は雲が絡んで姿が見えなかった。たぶん南アの展望地だろうな。林道を歩いて車に戻った。

 

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